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 No.48

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●モンゴルレポート●


                             粟津正蔵先生を思う


                                     
会長 藤原良平


                                                   

昨年の3月17日、92歳で亡くなられた粟津正蔵先生は、京都のご出身で、私の母校京都市立上桂中学の師範・西與七先生(京都一商・現西京高校で吉澤一喜先生の助手をされていた)に学んだ兄弟子にあたります。私のヨーロッパ滞在中(ベルギーコーチ/1968〜70年)にヨーロッパ選手権大会などで、数回お会いすることが出来ました。また、、一時帰国されたときには歓迎会に出席させていただきました。
フランスの子供たちに「柔道の発祥の国はどこか」と尋ねたら、大半の子供たちはフランスと答えるそうです。今や柔道人口は60万人(総人口6300万人)を超えたといわれ、世界一の柔道王国です。学校で柔道の授業があり、子供に柔道を習わせたいと考える親も多いのです。我が国、日本は20万人(総人口1億2800万人)でだんだんと減少しています。
粟津先生の指導方針は「柔道は相手を傷つけるものではないこと。対戦相手を敬うこと。礼に始まり礼で終わる。試合に勝つよりも自分の限界を高める」を繰り返し説かれました。
柔道は武士道に通じ、騎士道とつながった。フランスの個人尊重主義、じりつ(自立、自律)とも合致し、柔道がスポーツ以上のものとして、フランス人の心に伝わった。
フランス人は民族が複合で、小さい人から大きな人まで万遍なく構成され、現在の体重別にも適合したようにも思われます。柔道人口の増えたもう一つの要因です。
格闘技の大好きなモンゴル人の体格構成もフランスに似ています。大きい者は一部、日本の相撲(学生、大相撲)に行きますが、少年のほとんどはモンゴル相撲と共に、レスリングや柔道を学びます。
最近、モンゴルとフランスとの交流が盛んで、私はフランスのコーチや選手とウランバートルでよく顔合わせいたしました。お互いの良い点を研究しています。
バットツルーガ、モンゴル柔道連盟会長も柔道の人間教育の効果を十分に理解され、普及と強化に、その情熱を注がれ、会うたびにその気概が伝わってきます。
今年完成する「MJ友好柔道場」は柔道精神を育む国際交流の場を目指しています。


粟津 正蔵先生(1923年4月18日ー2016年3月17日)
講道館9段。「フランス柔道の父」と呼ばれている。1950年の渡仏以来、50年にわたりフランスで柔道指導者として尽力され、1964年の東京五輪では同国代表チームのコーチを務められた。これらの功績により1999年ナポレオン・ボナパルトによって制定されたフランスの最高勲章レジオンドヌールを受賞された。
 
粟津正蔵先生


第15回総会報告                             
                                                               

 2月17日(金)
大阪関西文化サロン「桃の間」にて第15回総会が行われました。
開会に先立ち、理事の佐野修弘氏(元/京都府柔道連盟会長、現関西学生柔道連盟会長)が昨秋、旭日双光章を受賞されたのをお祝いし、全員、拍手で祝福いたしました。
総会は藤原良平会長の開会あいさつで始まり、中川理事長の進行により、全員の紹介と初参加の多田剛造氏の自己紹介を頂きました。藤原会長を議長に選出し、議事が審議され、全ての事項が承認されました。


総会に出席いただいた皆様




                       
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ゲンデンさんからの便り




去る3月24日、講道館で久しぶりにゲンデンさんにお会いしました。講道館の指導者講習会が3週間に渡ってあり、丁度最終日でした。疲れた様子もなく、大変元気で、モンゴル柔道の現状を語り、強化、普及の仕事と合わせて、日本とモンゴルの懸け橋として、活躍される様子をうかがいました。「MJ協会」の道場建設にも、ご協力を惜しまないと約束を頂き、心強く感じました。

以下、ゲンデンさんから、1月に私に頂いたメールを披露いたします。

「私のことですが、母国に帰国して1年過ぎました。
オリンピック後、柔道連盟の総選挙があり、現職のバットツルーガ会長、ブフバット事務局長で東京オリンピックまで継続するようになりました。
会長と事務局長から呼び出しがあり、今後について以下のお話がありました。
内容は以下の通りです。
@全国各地で柔道の指導者が少なくて、私が教えている柔道アカデミーにて指導者の育成
A青少年、ジュニアで良い選手を育てる。
B一番の目的は柔道本来の道であります。柔道を通して、人間教育に力を入れていくことで、モンゴル社会に貢献できる人材を育成することを、日々取り組んでほしい。
これからもモンゴル柔道発展のために、より一層頑張っていきたいと思います。」



IJF Grand Slam Tokyo 2016

2016年12月2日(金)〜4日(日)の3日間に渡り開かれたIJF「グランドスラム東京大会2016」でモンゴルナショナルチームの監督の仕事をいたしました。
大会は41か国の男子155名、女子131名合計286名の選手が国を代表して参加しました。モンゴルからは、男子8名、女子4名が招待されました。
試合結果として、男子66kg級でモンゴルナショナルチーム強化選手 DOVDON Aitansukhが銅、女子57kg級にて、DORJSUREN Sumiya選手が銅メダルを獲得し、大会初となる金メダルを女子48s級 MUNKHBAT Uranrsetseg選手が獲得することができました。
今大会にモンゴル柔道連盟の事務局長 MASHBAT Bukhbatが審判を務めました。今回は男女合わせて12人で大会に臨みましたが、自分の実力が発揮できなくて負けた試合が多数見受けられました。2016年のオリンピック後ということで、選手たちのレベルが低かったように思います。
また、モンゴル柔道連盟の会長が来日され、大会を視察し、日本オリンピック委員会、講道館にて、モンゴル柔道連盟と日本。モンゴルパートナーシップ協定のもと、柔道競技においてもいろんな事業をを協力していくことに合意いたしました。


                                                               

道場建設予定地について
現在の市庁舎の周辺は、全ての政府機関が集中しているため、交通渋滞が常態化し、排気ガスによる環境汚染の主原因になっている。そこで、市庁舎の移転と、複数の副都心を作り、中央部の人口密度を軽減させる計画がたてられた。
2016年の市長の施政方針に市役所をウランバートルの地理的、中央部に新しく庁舎を建設することを発表し、ソンギノハイルハン区に建設することが決定した。
我々が、そのソンギノハイルハン区に道場用地を選択したのは、その地区にゲル住宅や粗悪な住宅が多く、また首都での人口が一番多く、貧困度も高い地区であることである。市はその地区を快適な住宅環境にするため、再開発が必要で、容易であること。国有地が多く、将来(2040年を目標)オリンピックを開催する施設が造り易いことである。現在の中心部(スフバートル広場)から西へ8km、空港から4kmのところにある。道場建設地は、その区立の体育館の西側に位置し、さらに西側には、幼稚園が建てられている。



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