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 No.47

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●モンゴルレポート●


              第14回MJ少年柔道大会 日本から初めて2選手が参加


                                                   

2016年10月24日(月)、25日(火)に『MJ2016 CADET JUDO TOURNAMENT』がウランバートル市相撲会館で開催されました。

今年の3月にモンゴル柔道アカデミーの「カデチーム」を堺市と「日本モンゴル柔道友好協会」が招待し、大浜中学校生とともに稽古をし、交流をさせていただきました。その返礼として、モンゴル柔道連盟KH・バットツルーガ会長から、竹山修身酒井市長に対し招聘状が届き、日本から2選手が初めて参加いたしました。また、大浜中学校柔道部顧問大木伸一郎先生に同行をしていただき、モンゴルの指導者に向けての実技講習会を開かせていただきました。
この大会は国籍を問わない国際的な大会です。過去、ロシアや中国からも参加されています。
参加者の人数によって、各クラスの参加者数をできるだけ均衝にするため、この会特別のカテゴリーを設定しています。男子8クラス、女子6クラスとし、国際柔道審判規定により、試合時間は3分、敗者復活戦(ゴールデンスコア方式)による3位決定戦を行いました。参加年齢は1999年1月以降生まれの17歳以下といたしました。

主催 1、「日本モンゴル柔道友好協会」    2、モンゴルNPO「MJ協会」
協賛 3、国境警備隊「昼陳スポーツ委員会」  4、モンゴル柔道連盟

大会はヒルチンクラブのプレフスレン、ルフサンプレフの両コーチを中心として、モンゴル柔道連盟から派遣された審判員のもと、公正で手際のよい試合が進められました。参加チーム、選手とも過去最多で(30チーム、389選手)モンゴルオリンピック委員会から高い評価を受けました。
日本から参加した吉山さんが女子+63s級で優勝されました。残念ながら大見さんは、モンゴル到着翌日で、調子がつかめず、一回戦で敗退いたしました。
 
大会2日目のメダリストとお世話いただいたスタッフの方々


モンゴル遠征で感じたこと                             大浜中学 柔道部顧問 大木伸一郎
                                                               

 10月24日から28日の予定でモンゴルのウランバートルで行われる「MJ・CUP」に生徒2人を連れ、参加させていただきました。きっかけとなったのは、3月に教え子の高橋が指導しているモンゴル柔道アカデミーの選手を大浜中学で受け入れたことがはじまりでした。
今回の試合参加にあたり様々なハードルがあったのですが、MJ協会の藤原、中川両先生からの支援のもと実現することができまいた。現地ではモンゴル柔道連盟の方々にお世話になり、試合や稽古、また観光にと充実した滞在期間となり、感謝の気持ちでいっぱいです。
この「MJ・CUP」への参加は私たちの交流のスタートラインだと思っています。これからも、この草の根交流が末永く続けていくことができるように、私もできることから協力させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。


テレビ局からインタビューを受ける大木先生。モンゴル柔道連盟の
ゲンデン氏が通訳。




                          MJカップに参加して


                                       堺市立大浜中学校 柔道部 大見一星



 私はチャンスをいただき、MJカップに出場することができました。現地で驚いたことは、標高が高いので酸素濃度が
薄く、稽古中はすぐに意気が上がりますので慣れるのに大変だったこと。
また、主食が羊の肉だったことなど数え上げればきりがないくらい驚きの毎日でした。その中でも一番印象に残っていることは、モンゴルナショナルチームとの稽古です。世界を相手に戦う選手と組みあい、パワーやテクニックを肌で感じることが出来ました。また、稽古前や稽古後も自主的に研究やトレーニングをしている選手が多く自分自身も見習おうと思いました。
今回指導してくださった先生方やモンゴルの先生方のおかげで貴重な体験が出来ました。
世界ランク4位のアマルツバシン選手と大見選手


                            

                              モンゴルで感じたこと


                                                      大浜中学校 吉山 風暖

日本とモンゴルでは、文化や食べ物の違いや、気温がとても低くて乾燥していますので、気候の違いも実感することが出来ました。柔道の稽古や試合では、日本ではあまり見かけないモンゴル相撲のような技を繰り出していて、世界は広いのだと感じることが出来ました。
私は海外は行くのが初めてだったので、たくさんの不安もありましたが、モンゴルの皆様の暖かさに触れることができて、安心してまた楽しく一週間を過ごすことが出来ました。
私はモンゴルへ行って柔道や生活に対する視野が広がり、自分を見つめ直すきっかけになりました。私たちのモンゴル遠征に関わっていただいたすべての方に感謝しています。
貴重な経験になりました。ありがとうございました。

吉山選手、金メダル 女子+63s級左から2番目 リオ・オリンピック銀メダリスト スミヤ選手を囲んで
モンゴル柔道アカデミーのコーチ陣 モンゴル柔道アカデミーの練習風景(スポーツ宮殿)
ジンギスカーン村でオオタカと遊ぶ吉山さん 7か月ぶりに再開した日・モのカデチーム


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第14回MJ少年柔道大会 開催にあたって




昨年より、大会功労者D.DASHJYAMUTS氏のこの大会の功績と栄誉を称え、チーム優勝を「DASHIJAMTS CUP TOURNAMENT」といたしました。
氏はモンゴル国モンゴル相撲「隼・チナン(ナーダムの全国大会3位)」の称号を持ち、国境警備隊大佐、また1981〜1998にかけて教育隊コーチ(HUCHクラブの柔道、サンボ、モンゴル相撲)として実績を上げられ、現在は名誉コーチとして貢献されています。また、柔道で1980年のモスクワオリンピックにモンゴル代表として出場されています。コーチとして、Bat・Erdene、Munkh・Erdene、Hishigdorj、Sukhbaatar、Byambadrjなど優秀な選手を育てられました。
1998年にヒルチンクラブを立ち上げて、2008年にヒルチンスポーツ委員会を設立、17年間会長として勤められています。2001年にはハマスレン氏と協力して、モンゴルNPO「MJ協会」を立ち上げました。そして、毎年この大会を開催し、また、柔道選手で経済的に困っている子供たちに奨学金を与え、日本での合同練習のため、子供たちを派遣し、日本での柔道大会に出場させたりされました。そのほか、コーチを教育のため日本に派遣し、日本柔道を学ばせました。不足している柔道着や畳も「日本・モンゴル柔道友好協会」の協力のもと、モンゴル柔道の発展に大きな役割を果たされました。MJ・CUP大会は14年目になります。参加チーム30クラブ、389選手(過去最多)が参加いたしました。


スミヤ選手からお礼のメールが届きました!                             
                                                               

 リオオリンピックも終わり早や4か月が経ちました。
日本柔道の大活躍で、次回東京オリンピックへ、良いバトンタッチが出来たと思います。
リオでのモンゴル国唯一のメダルが柔道でした。
女子ー57kg級で、前回の金メダリスト・松本薫選手を左背負い投げで破り、銀メダルを獲りました。
モンゴルは、国中大騒ぎで、喜びにあふれました。
スミヤ選手は2007年から3年間「MJ協会」の奨学生で「MJ少年柔道大会」で優勝しています。9月30日、感謝と喜びのメールが届きました。

モンゴル女子、初のオリンピック銀メダリスト、ドルジスレン・スミヤ選手(左端)




=メール概要= 英文で届きましたが、概要を河村喜久氏に和訳していただきました。



「私はモンゴル女子柔道57kg級のドルジスレン・スミヤです。
私が最も困っているときに奨学金を頂き、私として最大限の感謝の意を表すため、メールを書きました。
私の家族も柔道に対して、私の夢をサポートするために都会に移ってくれました。都会に移った後は財政面での困難が多く、柔道練習のため体育館までのバス代さえ困っていました。幸いにも、2007年から2009年にかけて「MJ協会」の奨学金を頂きました。いただいた奨学金の中から少しづつ預金をし、最初の国際大会出場に際しての費用も、その預金を当てました。
2005年から柔道を習い始め、リオ五輪では銀メダル、2015年の世界選手権では銅メダルを得ることが出来ました。奨学金のおかげです。深く感謝申し上げます。

                                                          Sumiya Dorjisuren」




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