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 No27

                                                    モンゴルレポートインデックスへ
●第2ステージに誘う●                                    理事長 中川 達治                        

2001年にスタートした我々の活動も9年目を迎えました。その間、250名近くの人々が活動の趣旨に賛同いただき、毎年支援してくださったことで、今日まで続けることが出来ました。
私たちの支援活動は人的育成を柱に進めてきました。まず、畳を送って練習場を作りました。励みになる少年柔道大会の開催を、子供たちに世界に羽ばたいてもらいたいと願って実現させることが出来ました。第1回MJ少年柔道大会で優勝し、大阪に招待した選手の中から、オリンピックのゴールドメダリストや世界選手権の優勝者が出てくれたことに、驚きと共に心から喜びました。
また、MJ奨学金の子供たちも、それぞれ社会に旅立ちました。柔道を通じて人の優しさや、礼儀等、大人としての品格を学んでくれました。支援は大きな成果になったと思います。
私たちと共にMJ協会の人々も、設立当初から独立した道場が欲しいと熱望していました。
しかし、彼らは当初、強い選手を育てたい、国際大会で活躍させたいと、一握りの強い選手の育成を考えていたのです。
私たちはそれだけでなく、柔道を通じて頑張れる強い精神力と、礼儀作法や相手の人格を尊重できる気持ちを持ち、人にやさしく接することが出来る、そんな子供をMJ協会の皆様で育てて欲しいと願っていたのです。
そして、昨年来MJ協会の幹部と話しあい、ようやく育み学ぶ場所、道場の建設の第一歩を踏み出すことができました。我々が望んでいることを、MJ協会の指導者に理解していただいたことは何よりです。

本年2月13日の第8回総会で、道場建設を実現するために建設委員会が発足され、私は委員長をやるように指名されました。道場を建設することはいろいろ難しい事に出会うでしょうが、メンバーの皆様の協力で必ず解決できると信じています。
今年のモンゴル訪問は柔道場建設について、更に話しあいをしてまいります。


日本・モンゴル柔道友好協会は、皆様の更なるご支援とご協力が必要です。どうぞ皆様の友人や知人にもお声をかけて頂き、一人でも多くの輪が広がることを願っています。

’03年世界選手権大阪大会に招待されたジュニアチーム。左端がオリンピックチャンピオン、ツバシンバヤル選手



                          
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MJ協会柔道場建設にあたって                     モンゴルNPO「MJ協会」会長 N.ハマスレン                                           


昨年の7月、「日本・モンゴル柔道友好協会」の皆様とウランバートルで、道場建設について協議会を持たせて頂きました。そして、11月19日〜22日に日本を訪問し、いくつかの道場を見学させていただき再び協議し、道場建設についての私の考えを、以下の通りまとめました。

モンゴルは民主化して20年近くなります。その間、一部の富裕層と多くの貧困層をつくり、貧富の差がますます拡がっています。世界不況の影響も大きく、今、迷走状態にあると思います。
貧しい子供たちがスポーツから見放され、心の荒んだ子供たちを増やしています。
そんな中、心の豊かな子供たちを育てたい、モンゴルの国に役立つ人、世界で活躍できる人材を育てたい。柔道の礼儀を伝えたい。そして、子供たちの夢、オリンピック選手を出したい。
以上のことを目的とし、多くの子供たちが集まっていくる私たちの道場を持ちたいと切望してきました。
MJ協会は現在まで「日本・モンゴル柔道友好協会」のご寄贈いただいた畳の上で、多くの選手を指導し、育成してきました。しかし、国境警備隊の教育施設の中の多くの競技が共同使用する体育館で練習しているため、畳を練習の度に上げ下ろししています。そのため準備運動する時間が少なくなります。固定できないため、畳と畳の間がずれて指が入り込み、怪我をすること。また、畳がずれ、技がきかなくなり、身につかなくなることは事実です。この体育館は各種スポーツの試合や練習のために建てられたのですが、シャワー室、トイレ、更衣室などが近くに付帯していないのです。道場は子供たちにとって、なくてはならない大切な場所。練習して強くなるためだけでなく、人と付き合っていろいろ学び、心も体も温め、静める場所にしたいのです。


道場の運用について:

柔道を中心に、レスリング、サンボ、モンゴル相撲など格闘技を練習場所にします。
毎日時間を分けて使用します。少年の部(15歳位まで)と一般の部に分けて指導します。
外国からの方も自由に練習が出来るインターナショナルな交流の場にもしたいと考えています。
柔道の指導者は、監督1名、コーチ3名程度が良いと思います。
一般の生徒は会費を取ります。15歳未満は会費を取りません。
さらに、貧しい子供たちには「MJ奨学金」の支給や柔道着の貸与をいたします。
運用にかかわる費用負担はモンゴルNPO「MJ協会」がいたします。


道場の概要について:

道場はコンパクトなものでよいと考えています。畳100枚程度。床面積300uの建物。平屋建てまたはビルの1フロアーを希望いたします。
場所はウランバートルのセンターにあるほうが子供たちは集まりやすいと思います。
新たな建造物の場合、土地は国有地の提供を予定しています。

モンゴルが初めて、日本の民間の人々の協力で建てられる柔道場に私たちモンゴル人は、深い友情と、末永く感謝の念を持ち続けると思います。



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第8回総会報告


日  時: 2010年2月13日  14時〜16時  於: 関西文化サロン「桜の間」
出席者: 上野勝 胡井寛一郎 大橋武彦 小笠原和俊 金光寛和 小西輝幸 佐野修弘 寺田泰三 中川達治 西堀孝三郎 
       橋田紘一 藤原良平 布施玄秀 八木昌司 山城武史 米田圭佑 「ゲスト」入濱剛 B.ゲンデン 光山恵治 
       「事務局」浜田翠                                  出席者 20名(アイウエオ順)


中川達治理事長の開会あいさつ、出席者のご紹介のあと、八木昌司氏が議長に選出されました。
議長の進行により、以下の議事を審議し、すべての事項が承認されました。


式次第

議題  1号  2009年度活動及び会計報告、監査報告
     2号  2010年度活動計画及び収支予算
     3号  その他重要事項    @MJ協会柔道場建設について
                        A役員の改選について
                        Bその他


審議  1号  活動報告、会計報告の後、監事より監査結果を報告(代行)
          結果いずれも適正であったとの報告があり、承認された。
     2号  活動計画、収支予算に基づき推進することを承認された。
     3号  @MJ協会柔道場建設について、当協会規約第12条に基づき建設委員会を発足し、委員長に中川達治理事長を選出
          した。
           資金計画、設計、積算、期間など完成に至るすべてを管理し遂行する委員会とする。
           メンバーは次の通り:
           委員: 藤原良平 小笠原和俊 橋田紘一 西堀孝三郎 上野勝
           アドバイザー:光山恵治 B.ゲンデン
          A改選期にあたり、大阪国際柔道友好会選出の宮崎葛雄理事の後任に、金光寛和氏を新理事に選任し、理事16名、
           監事1名が再任された。
           役職についても藤原会長、中川理事長が重任された。
          B2009年度の新しい支援者は6名、合計240名。さらに’10年度新規支援者の拡大を。


総会に参加された皆様 橋田名誉領事からスピーチ


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特別スピーチ                                                                                             


第8回総会終了後、モンゴル名誉領事橋田紘一氏(当協会理事/九電工社長)及びB.ゲンデン氏(当協会アドバイザー/モンゴル柔道連盟コーチ)からスピーチをいただきました。
要旨は以下の通りです。(スピーチの一部、要点のみ)

〈橋田紘一/理事〉
昨年の9月モンゴル国名誉理事(昨年4月就任)として、また九州・沖縄モンゴル友好協会のリーダーとして、初めてモンゴルを表敬訪問した。実質的な滞在は2日間という慌しいスケジュールの中、モンゴルの閣僚を含む多くの要人と会見・意見交換をする機会を得た。また多くのスポーツ関係者とも接触できた。柔道連盟会長バトツルーガ(道路、運輸、都市計画大臣)、オリンピック委員会事務総長オトゴンツァーガン、MJ協会総監督ダシジャムツとも会見した。それぞれの会見で、モンゴル・日本間の関係発展のため尽力し、民間ベースの協力構築を出来る限りスピーディーに進めたい旨提言した。
今回お会いしたモンゴルの人々は、相撲や柔道などスポーツを通じた両国の交流実績のおかげもあってか、我々に対し親日的な態度をもって接してもらった。また、40代の若い閣僚として国の政策を司る大臣も多く、彼らの積極的な発言から国として早く成長したいという意欲が感じられた。
初めてのウランバートルの印象は道路、電力等の社会資本の整備はまだ十分に整ってなく、訪問中二度の停電にも遭遇した。午前中は交通渋滞が続き、火力発電所やゲル住宅から発生する煤煙や排気ガスでウランバートルの市内にはスモッグが覆いかぶさっていた。
モンゴルの発展のためには、ODA(日本がNo.1)だけではなく企業からも技術力は経営管理能力も大きな力になりうるだろうと感じた。いずれにしても今回の訪問は収穫の多い第1回目となった。


〈B.ゲンデン/アドバイザー〉
モンゴル柔道は21世紀に入って2つの画期的な出来事があった。1つは2003年6月2日に行われた「第1回MJ少年柔道大会」である。この大会に優勝すると同年9月の世界柔道選手権大阪大会を見学招待される。また、本場、日本の柔道が学べる。日本に行きたいという少年たちが集まり、6人の選手が優勝した。後に、その中から’08北京オリンピック、’09世界柔道選手権ロッテルダム大会の金メダリストが生まれた。一昨年、昨年とMJ大会に多くの少年少女たちが参加し、柔道を始める子供たちが大幅に増えている大きな要因になっている。
2つ目は、2006年に柔道連盟の会長が変わった。41歳のバトツルーガ氏である。氏は現在運輸大臣で将来は大統領か首相になるだろうと言われている(橋田氏談)。新会長はいろんな改革をされた。国内大会を1つから4つに増やし試合の出来る機会を多くした。お金のなかった連盟にスポンサーを捜した。また、海外遠征には選手と共に遠征費を集め世界に送り出した。’09年の世界チャンピオンツァガンバータル選手はダルハン市の出身、私の同郷の後輩で折々アドバイスをしている。家は貧乏で、レスリングから柔道に変わり、頑張り、アテネオリンピックで銅メダルをとったが、北京では全く振るわなかった。国内大会でもなかなか勝てず、落ち込んでいたが、昨年5月、自費で近くのロシア/グランドスラム大会に乗り込み優勝した。その賞金で、7月のブラジル/グランドスラム大会に単身(コーチなし)出場、ポイントを重ね、そして、8月の世界チャンピオンにつなげた。レスリングから始めた彼の柔道は昨年のルール改正で違反技になる可能性があったが、研究し、新しいルールに合った技に変えた。モンゴルの選手は賞金やランキング制度を有効に使い、単身、たくましく世界を飛び回っている。
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モンゴルからの便り                                           


MJ奨学生から、日頃の感謝と、今年の抱負や、昨年の実績などのレポートが届きました。




エンフバートル フンタイジ(18歳・男子)

フンタイジです。mJ協会の皆様には心から感謝を申し上げます。頂いている奨学金で柔道の練習に必要なものを買ったり、自分のために使っています。今年も頑張ります。
2009年の試合結果: トフ県大会 優勝  Awaraga大学学生大会優勝


ドルジスレン スミヤ(18歳・女子)

こんにちは、MJ協会の皆様には心から感謝申し上げます。頂いている奨学金で、ビタミン剤や練習用テープなどを買っています。私たちを応援していただいている皆様にいつも感謝しています。
2009年の主な試合結果: モンゴル(20歳以下)柔道大会 優勝


ツェンドアユシ ナランジャルガル(18歳女子)

MJ協会の皆様に心から感謝しています。頂いている奨学金でいろんな大会に出場し、自分の向上のために使いました。これからも、もっと練習して強くなりたいと思っています。
2009年の主な試合結果: アジアジュニア大会(日本)70kg 銅メダル
                  ジュニア世界選手権大会(フランス) 7位入賞


ナラントヤ ツェレン(18歳・女子)

頂いている奨学金で柔道の練習に行く交通費や必要なものを買っています。今年は新しい柔道着を買いました。私たちを応援していただいている皆様にいつも感謝しています。
2009年の主な試合結果: モンゴル柔道選手権 銅メダル  MJ少年柔道大会 優勝


ベゲス ラワガオチル(18歳・男子)

私は奨学金を頂くことにより柔道の練習に活力が沸きました。練習に必要なものを買ったり、自分のために使っています。私達のために活動されている皆様に心から感謝をしています。
2009年の主な試合結果:モンゴルジュニア柔道大会 銅メダル


エルデネット ブレフバートル(17歳・男子)

MJ協会の皆様に心から感謝を申し上げます。奨学金は練習時の交通費や柔道に必要なものを買っています。これからもじゅうどうをもっと練習して有名な選手になりたいです。
2009年の主な試合結果: 体育大学学生柔道大会 銅メダル Mj少年柔道大会 優勝


デルゲルツォグト ムンフバガナ(19歳・女子)

頂いている奨学金で柔道の練習に行く交通費や必要なものを買ったり、自分のために使っています。私たちを応援してくださる皆様にいつも感謝しています。これからも頑張って柔道を続けます。
2009年の主な試合結果: モンゴル柔道大会(20歳以下) 銀メダル









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