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 No.25

                                                    モンゴルレポートインデックスへ
●日・モ協議会開催●

                                                           
                                                            理事長 中川 達治


モンゴル訪問中の7月13日、奇しくも7年前の2002年8月「MJ協会」設立会議を行った同じバヤンゴルホテルの2階会議室で、第2ステージの推進にあたり、特に専用道場の建設について協議を行いました。
日本側から藤原良平会長、中川達治理事長、小笠原和俊理事、小西輝幸、山本廸代、藤原南海子の各会員、モンゴル側は、当時からのメンバー、ハマスレン会長、同夫人、ダシジャムツ総監督、ドーフー、ハグワの両役員、事務局のナイダン氏、ゴンボスレン氏、通訳のハンダスレンさんが出席されました。協議の要約は以下のとおりです。


〈藤原良平〉昨年の北京オリンピックでモンゴル初めての金メダルを獲得されたことは、私たちも心から喜んでいます。本当におめでとうございました。「MJ協会」が発足され丸7年経ち、成果は私たちの予想を超える速さで達成できました。2003年より始めた「MJ少年柔道大会」も昨年6回を数えました。子供たちへの奨学金、柔道着(新、リサイクル)の支給、人の相互交流(‘03、‘04、‘05、‘06)などで成果を上げることが出来ました。これらは、モンゴル「MJ協会」の皆様の絶大なるご協力と、日本で私たちの活動を理解し、支援していただいている「日本・モンゴル柔道友好協会」の会員の方々に対し、心から感謝を申し上げます。
「MJ協会」の活動も第1段階を過ぎ、次のステージに入ったと考えています。そこで、国境警備隊体育館の共同使用で、練習のたびに畳の上げ下ろしをしなくてはならない現況の「MJ協会」道場に代えて、専用の道場を持ちたいと、当初から皆さんの希望でした。私たちも第2ステージを進めるにあたり、是非実現したい思いで一杯です。柔道を学ぶものにとって、道場は心身を鍛える神聖な場所であり、礼節を学び、人格を育成するところです。大きな計画ですから、モンゴル側も十分に理解いただき、何よりも、広く協力を得る必要があります。そして、運営や、指導理念をモンゴルNPO「MJ協会」の手で創っていただかなければなりません。皆様の考えにより、建設概要を決めていきたいと考えています。
〈ハマスレン〉7年前バヤンゴルホテルのこの場所からスタートした「MJ協会」は大きく発展いたしました。長年のモンゴルの国民の夢であったオリンピックでの金メダルが実現できたのは「MJ協会」のお陰だと考えています。ナイダン・ツブシンバヤルの祝賀会でも、連盟役員から「MJ協会」の果たした役割を皆さんに披露されました。(2003年の大阪遠征の話など)
モンゴルの諺に心がきれいであれば、夢は実現できるというのがあります。道場建設も皆さんの優しい心で必ず実現できると思います。私たちも精一杯努力いたします。
私はダシジャムツ氏と一緒に活動したことを心から感謝しています。彼も一生懸命実現に向けて力を尽くしていただけると思っています。
建設場所については、モンゴルは最近、地価が高くなったので市の中心部より離れた場所での建設になると思います。ヒルチンクラブのような中心部から15分程度離れた場所になると思います。
道場を建設するため「MJ協会」を応援していただいている国会議員の力も借りたいと思います。
法律的なことはハルハ法科大学の学長で「MJ協会」の役員であるドーフー教授にも、もちろん協力していただきます。(本人も同意)ダシジャムツさんは今年定年になります。時間がありますので「MJ協会」の仕事をいくらでも協力していただけると思います(うなずく)。
〈中川達治〉道場を作るうえでハード面とソフト面があります。ハード面は道場の規模、場所、予算のことです。私たちが心配しているのはソフト面で、どのように考えておられるのか、どのような理念で運営をされるのか、まだ、「MJ協会」からの「提案」が何も示されていません。
最初にどのような目的で、どのような指導方針で、どのような運営方針を遣ろうとしているのか考え方をまとめていただきたいと思います。例を挙げると、柔道だけでなく、レスリング場の併設、事務所、また柔道選手としての教養を学ぶ場所の必要性は?(ハマスレン氏から学習教室の要望があった)生活できる付帯設備(寝室、リビングなど)どのような人を育てることが将来のモンゴルに必要か?を考えていただきたい。
ハード面で費用はどのくらいかかりますか?
〈ハグワスレン〉平方メートル当たりマンション建設費用からみて800ドル程度と思われます。
理由としては冬が寒く非常に厚くしなければならないからです。また、お湯による暖房システムが非常に高くつきます。
〈中川達治〉これから検討しますが、もっと安くできる方法があると思います。運営の面で柔道先進国の日本やヨーロッパの道場の運営を学んで欲しい。
〈ダシジャムツ〉是非学びたい。日本にも行きたい。
〈中川達治〉来るのであれば、設計者も実際の道場を見て欲しい。建物の運営面からも考えた設計をしてほしい。また、必要とあれば、良い道場の設計図の入手も協力したい。
今回の建設計画での土地費用についてはモンゴル側で考えて欲しい。



以上のように、ソフト、ハード面について話し合いました。ハード面については、マイナス30〜40度の厳寒の冬があり、私たちが理解できない部分が多くあります。暖房設備や断熱に建築の多くの予算を割く必要があることが解りました。
モンゴル側「MJ協会」から土地の提供、総合計画書の作成を受けて、「日本・モンゴル柔道友好協会」で協議し2〜3年後の実施へ向けて、進めたいと考えています。




北京オリンピック金メダリスト ツブシンバヤル選手のお祝い会

モンゴルレポートNo.8(2003年/10月号)にジュニアチーム招待について、次の様に書いています。

「今回の招待は、大阪で世界選手権が開催されるのを機に世界のレベルを知り、本場の柔道を体験してもらうと共に、日本の文化と多くの人にふれあい、交流の絆を深めることが目的です。彼らの人生のほんの一部ですが良い思い出と、モンゴル柔道の振興に役立つ訪日になればと考えました。」

そのときのメンバーの3選手が今回の訪問中の私たちを訪ねてくれました。北京オリンピック金メダリストツブシンバヤル。昨日のナーダム祭のモンゴル相撲でベスト4に入り「ザーン(象)」の称号を得たMJ協会所属のウスフバヤル。昨年のアジア大会銅メダリストのエンフバタである。協議会の途中でしたが、急遽お祝いの会に変わりました。
3選手から日本の思い出や、お世話になったお礼の言葉がありました。6年前の少年の顔はなく、たくましく風格を感じました。ツブシンバヤルは街のあちこちに彼の看板写真が掲げられ、モンゴルの英雄です。今はひざを痛めしばらく練習を休んでいますが、間もなく次の世界選手権、ロンドンオリンピックへの挑戦に意欲を示して、間もなく練習を始めるようです。




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奨学生と交流会

7月10日(金)19時30分。バヤンゴルホテルのレストランで奨学生6人(欠席2名)と交流会を開きました。
ナランシャル、ツェレン、ムンフバガナ、スムヤ、フンタイジ、ブレフバートル(右下写真左から)の学生達。
最近の試合結果や夢を語ってくれました。小笠原氏から皆にプレゼントが贈られました。子供たちは昨年、一昨年に比べ、たくましくなって圧倒されました。近い将来立派な選手になる予感さえありました。

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モンゴル訪問5日間(7/10〜7/14)

メンバー:藤原良平 小笠原和俊 中川達治 小西輝幸 山本廸代 藤原南海子の各氏

7月10日(金)
  14時15分  2時間遅れで関西空港を出発。18時過ぎウランバートルに到着。ダシジャムツ、ハマスレン、ドフー  のMJ協会の
  皆さん。2日前に香港から帰国中のハンダスレンさんらに迎えられた。
  19時、少し遅れて奨学生との交流会に入る。21時頃散会。

7月11日(土)
  9時にMJ協会事務所に入る。小笠原氏から寄贈の柔道着を持参。新たに8名の支援者の名札を掲示板に加えた。合計236名にな
  った。
  10時過ぎチンギス・ハーン空港へ 12時10分予定通りハラホリンへ 13時10分到着
  跡地に立つチベット仏教の寺院エルデニ・ゾーへ ザハ(市場)などをめぐりゲルへ。
  夕食はモンゴル音楽の演奏者(学生の夏休みのアルバイト)を招き、楽しむ。

7月12日(日)
  8時出発、ウギー湖を経て一路ウランバートルへ 到着は夜の11時前。韓国料理でおそい夕食。

7月13日(月)
  9時頃から市内観光 スフバートル広場のチンギス・ハーン像に拝礼。モンゴル・チベット仏教の本山ガンダン寺にお参り。カシミヤ
  の工場ショップ、百貨店、フェルト専門店、食品ザハで買い物。
  19時からバヤンゴルホテルでの日・モ協議会へ 22時散会。

7月14日(火)
  6時30分チンギス・ハーン空港出発 11時関西空港到着
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モンゴルのたび     山本廸代            

未知の世界、不安の旅立ちでした。関空からの出発が2時間ほど遅れて・・・不安。
モンゴルの上空から緑の大地がぐんぐんと近づき私たちを迎えてくれました。ウランバートル到着・・・一安心。
MJ協会交流会、柔道を通しての援助、協力。あすの未来を目指す若者のまっすぐな、力強い眼差し。今の日本の若者は?雨が降ったり止んだりの中、プロペラ機でカラコルム(ハラホリン)へ。草原そのままの大地にドスンドスンと着陸、びっくり体験です。エルデニ・ゾー密教寺院独特の色彩、異なった様式美。ゲルの宿泊体験、ゲルの天井の明るさに外に出ると二重の虹 天空のファンタジー。地表から上に弧を描き、又地表に着く虹の架け橋が目の前に現われています。感激の瞬間でした。広大な一面の草原、見渡す限り何も無い空間。牛、馬、羊の群れの点在、珍しい体験ばかりに圧倒されました。唯一残念であったのは満天の星とのふれあいが出来なかったことです。又の機会を楽しみにしています。

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モンゴルの草原を走破!       小西輝幸

今回のモンゴル訪問は、藤原先輩の奥さんと奥さんの大学時代の友人を含む合計6名である。
関空の出発が2時間遅れたため、奨学生との交流会が遅くなり申し訳ないことになった。若い6名の柔道家たちは、全員元気で、柔道戦歴も上げ活躍している報告があった。腕から肩にかけての筋肉は逞しく3年ぶりに会う子も大人っぽくなり、体も大きく成長していた。翌日は小型飛行機でハラホリンへ1時間のフライト。着陸したのは草原の平地、つまり滑走路というものはなく、小さな小屋があるだけの所。着陸した時には、泥が跳ね上がり飛行機の窓にバチャと泥がかかる始末、久しぶりの体験であった。この近くのツーリストゲルで1泊しましたが、隣は先般、朝青龍が逃げ込んでマスコミをシャットアウトしたドリームランドという所と背中合わせのキャンプ場でした。ここでは夕方の雨上がりに2重になった雄大な虹を見ることが出来た。皆、子供のように外に出て写真を取りまくっていた。
ゲルでのディナーは生演奏の楽団を招いてモンゴル料理を味わった。翌日チンギス・カーンの出発点ともなったといわれるエルデニ・ゾー寺院を見学し、一路ウギー湖へ。この湖は流れ込む川も無く流れ出る川も無い。ここにはJICA(日本海外青年協力隊)の研究所があった。当日はナーダムにあたり、鍵を預けて不在であった。「日本から来ました」といっぱいいっぱいメモを残してきました。

そしてこれからが、今回の訪問のメインイベント360kmの草原の走破。多分1時頃走り出して11時頃ホテルに着いたので10時間。ただただ草原に残っている数本のタイヤの跡を頼りに走り続けました。その間20戸ほどの部落のようなところが2箇所あっただけ。山は遠くにしかなく、樹木もほとんど無く、ただ、草、草、草。そこには、羊とやぎと牛と馬の群れ。途中本当にウランバートルへ向かっているのか不安になったことが数回、時には川が前方に横たわり引き返さなければならないと思ったこともありました。アスファルトで舗装されている道路に乗ったとき思わず車中に拍手が起きました。これでやっと明かりのあるところにいけると思った瞬間でした。翌日ガンダン寺、スフバートル広場など市内観光、買い物をして、夕方MJ協会役員との打ち合わせ、今回の訪問の目的である柔道場の建設について突っ込んだ議論がされました。MJ協会の設立の目的に添った柔道場のあり方、私が感銘を受けたのは強い選手を育てようとの発言は無く、「柔道を通して礼儀を身につけ、立派な人間を育てる」という発言が皆さんの意見として何回も出たことでした。打ち合わせもほぼ終わりになり、そこに北京オリンピック柔道競技でモンゴル国に初めての金メダルをもたらしたナイダン・ツブシンバヤル選手をはじめ3名の柔道選手が以前MJ協会にお世話になったと言うことであいさつを兼ねて食事に加わりました。モンゴルの国内では英雄です。「彼が、鈴木に勝ったとき喜んだのはここにいる4人だけでそのほかの日本人、1億数千万人は怒りました」と伝えたら大笑いになり、場が和みました。楽しい旅も終わり、翌朝早く空港へ。ダシジャムツ氏の見送りを受けて関空へ帰ってきました。モンゴルはカラッとして空気が乾いたいい国だとポケットからタオルを出して汗を拭きながら思いました。
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橋田紘一理事が在福岡モンゴル名誉理事に

日本・モンゴル柔道友好協会の橋田紘一理事(九電工社長)が在福岡モンゴル名誉領事に就任され7月21日福岡市南区那の川の九電工本社に設けられた在福岡名誉領事館の開所式が行われました。
これで、在日本のモンゴル大使館、名誉領事館は東京、大阪、札幌に続いて4カ所目になります。

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大阪国際親善柔道大会本年は中止

NPO法人大阪国際柔道友好会主催の表記大会が本年中止となった。
MJ協会は昨年、参加3年目にあたり、男子団体で準優勝に輝きました。
今年もと、期待していましたが残念です。

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チンギス・カーンワールドカップ開催

日程:2009年10月30日(土)、11月1日(日)
場所:モンゴル・ウランバートル市
  *オリンピックで金メダリストを出した国として、ワールドカップ(CMクラス)開催
    オリンピックポイントは  優勝/100  2位/60  3位/40  5位/20  7位/16
    男女とも。賞金はありません。


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