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 No.14

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●モンゴルレポート●

モンゴルへ出発の3日前、ウランバートルに雪が降ったという連絡が入りました。日本では、まだ30度を超える日が続いているというのに。あわてて防寒着を増やし、荷物が膨れ上がりました。
9月22日深夜、空港に降り立ちましたが、意外に暖かく、滞在中すばらしい天気が続き、モンゴルの秋を満喫いたしました。
2005年度の新しい支援者21名が加わり、「MJ協会」事務所の名札は181名になりました。
多くの方々に後押しされ、モンゴルの青少年達に「日本・モンゴル友好柔道場」の思いを引き続き伝えて行きたいと思います。

第2回「MJ少年柔道大会」を開催いたしました。

モンゴルの少年少女たちへ柔道の普及と拡大のため、特に若年層への奨励を目的に開催した。

日時:9月24日(土)8〜9時、計量。10時試合開始。15時〜15時30分、大会セレモニー。17時表彰式。
    場所:ウランバートル市 スポーツ宮殿
主催:モンゴルNPO「MJ協会」 後援:モンゴル柔道連盟 日本・モンゴル友好柔道場
参加チーム:13 参加者:89名 ウランバートル市ほかダルハンなど近郊地区からも参加。
カテゴリー:男子 −55kg −60kg −65kg −70kg +70kg
       女子 −50kg −55kg −60kg (+60kgは選手が少数のため不採用)
年齢:1989年1月以降に生まれたもの。16歳以下、年齢の下限はなし。
審判規定:国際柔道審判規定 試合時間4分 敗者復活制度 ゴールデンスコアー方式採用。
賞:メダル(金、銀、銅)、賞状(3位まで)賞品:スポーツバッグ(1,2位) Tシャツ(3位)提供 辰野(株)日本被服工業(株)
  団体賞:ストップウォッチ(1,2,3位)  参加賞:スポーツタオル 250本 提供(株)内藤商会
試合前日に参加者受付、IDカード発行、組み合わせ抽選、審判会議をスポーツ宮殿で行った。


スポーツ宮殿 選手入場


                    


                           第2回「MJ少年柔道大会」を終えて


                                                            理事長 中川 達治


 9月24日(土)ウランバートル市のスポーツ宮殿で10時より予選会の試合は始まった。
お世辞にも立派な施設とは言えないが、会場は子供達の熱気で盛り上がっていた。
今回、日本から大会に役員プレゼンターとして、藤原代表と慶大OB辰野幸正氏のご子息幸平氏と私の3名が参加した。
試合への出場資格は1989年1月以降生まれの16歳以下で男子は−55kg〜+70kgの5階級と女子−50kg〜−60kgの3階級。(モンゴルの少年たちは重量級が少なく、女子の+60kg級の参加者は見込めなかったに違いない)
試合内容はモンゴル相撲が基本にあるため、手技と上半身を使った柔道になり、我々の様な足さばきに重きを置いた柔道ではなく、子供たちへの指導改善の必要を感じた。
会場の畳は固定がしっかり出来ていない為、試合が何回となく中断され、試合者のリズムが保たれず、申し訳なく思った。
審査員の経験不足の部分はあったが、若くて熱心で研修等を通じて教えていけば、問題のないレベルであると思われた。
大会セレモニーはベスト4が決まった段階で始まった。冒頭に、私が指名され、緊張しながら、我々の支援活動の趣旨と少年柔道の更なる発展を願ったあいさつを行った。
今年は支援者のご協力でたくさんの賞品の提供を頂き、子供達の喜びも大変なものであったとモンゴルの役員達から聞いて、本当に良かったと思う。心からお礼申し上げます。
来年は今年の大会を振り返り更に充実した大会にとねがってウランバートルを後にした。


随所に熱戦が繰り広げられ、子供達の真剣な試合振りや、負けた子の涙に感動を覚えた
「MJ少年柔道大会」横断幕 大会セレモニー


     試合結果
 男子 女子
−55kg トムルフレグ(教育大学) 44kg+ ムンゲンツェツェグ(アワラガ)
ヘルレン(ダルハン県) バタジャルガル(ノルダル)
ガンブルゲデ/ゾリグ エルデネツェツェグ/ノミン
−60kg ジャルガルバタ(MJ協会) 52kg+ ソロンゴ(教育大学)
ツェレンドグトフ(教育大学) ナランゲレル(ジェンコ)
バタデルゲル/ツェレンフ シェデアユン/ムンゲントヤ
−65kg ドルグーン(ハンガリト) 63kg+ ウーリントヤ(アルダル)
ガルタオチル(MJ協会) エンフザヤ(教育大学)
アマルトワシ/ムンスフル エンフリーマ/バタナサン
-70kg エルデネバヤル(ジェンコ) 団体
トルボロド(ジェンコ) MJ協会
ダライニャム/バタボロド ウランバートル大学
+70kg ナムスライ(シオンフォル) アルダル
ナツァグドルジ(教育大学)
ガンフレグ/スガルジャルガ

メダルと賞品 参加賞(特製スポーツタオル)
男子表彰 女子表彰




                               モンゴルJUDO漫遊記   

                                                              辰野 幸平
 2005年9月22日、私は藤原さん、中川さんとご一緒にモンゴルへ旅立った。
藤原さんから旅行の前々日に雪が降ったことを知らされていた。急いで防寒着を詰め、
いざモンゴル・ウランバートルへ。日本を経って10時間近くの後、ウランバートル空港へ到着。
・・・うん、暑い?
午後11時にかかわらず、やや肌寒い程度だった。初日より、見事な肩透かしを食らったよう
だった。
  3日目ウランバートル市内観光などを満喫しながら、MJ協会主催の柔道大会を観戦した。
多くの子供たちが参加していたが、柔道着を着ずにウォーミングアップを行う子供たちがいた。後で聞いたのだが、モンゴルでは柔道着が不足しており、試合の度に仲間同士で道着を使いまわしているらしい。
(MJ少年柔道大会練習風景)
 また、モンゴル独特の柔道スタイルにも私は驚いた。レスリングやサンボスタイル組み手のモンゴルっ子たちは見事な巴投げや、腕の力で投げる空気投げ?で会場を沸かせた。大内刈や足払いなどの足技を繰り出す子供たちがいなかったことも特徴ではないだろうか。

 その夜、偶然にもモンゴルナショナルチームのメンバーとお酒を飲むことになった。(実はエルデネッオド選手の世界柔道3位のお祝いだった)ナショナルチームの選手は日本と同様にCM出演やスポンサー契約をして、少しはよい生活しているのだと私は思っていた。しかし話を聞くと、オリンピックなどの大会の旅費程度を国から援助してもらうぐらいだそうだ。モンゴル国にはスポーツ選手などとスポンサー契約する企業もなく、普通に働きながら練習をしている。

 そしてある選手が「私の時代はこのままでいいが、将来のある子供たちには思いっきり柔道をして欲しい。MJ協会の働きは、我々にとっても、モンゴルにとっても、有難いものです」と話してくれた。
その後モンゴルと日本の友好を祝して、ビールやウィスキーの一気飲み大会が行われた。・・見事モンゴルチームの圧勝、私は意識を失い、通訳のバドさん
に担がれて帰ったようだ。
(モンゴルナショナルチームとの酒席)

 かくして今回のモンゴルの旅は、柔道を通じてモンゴルの人々と接することが出来たと思う。
わが国の恵まれた現状、柔道着がなくてもモンゴルの人々の柔道に対する熱意など、私としても考えさせられた。
 近い将来、モンゴルは大きく飛躍すると思う。
柔道への思いと同様にモンゴルの国を愛する人々が多いのだから・・・。
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『MJ奨学金』を支給する奨学生の募集について

第2回「MJ少年柔道大会」に参加した柔道クラブに所属する生徒、学生(20歳まで)に
対し、新たに2006年1月から支給する5人の奨学生を募集いたしました。
経済状況、家庭環境、学業成績、柔道の熟達度などを考慮し、MJ協会の役員で選考
いたします。
昨年9月から支給している5人の奨学生の内、ダシ・チメルドルジ君は年齢制限により、
また、バヤラー君は怪我で柔道を断念したため、8月で終了いたしました。
タランホルド、サラン・オリギルマー、ジャルガルバタの3君は継続して、2006年8月
まで支給することに決定いたしました。試合当日、サランさんは怪我で欠場されたが、
2君は元気に試合に臨みました。(写真は試合に参加した奨学生と共に)

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奨学生の2005年、JUDOの成績

サラン・オリギルマー   モンゴル青年柔道大会で(−48kg級)で銀メダルを取りました。
タラハンボルド       モンゴル少年柔道大会で銀メダル。ダルハン市主催大会では金メダルを取りました。
ジャルガルバタ       モンゴル少年柔道大会で4位。栄誉選手主催大会(ツァガンバータル)で金メダル。
                MJ少年柔道大会(2005)で金メダルを取りました。(−60kg級)
バヤラー           怪我をしたため、柔道の練習が出来ず、試合に出ませんでした。

                            奨学生たちのプロフィール
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『MJジュニア―柔道大会』(2003年)で優勝し、招待来日した6選手、その後の活躍。

ウーガンバヤル(-55kg級)、ツァガンバータル(-63kg級)、ゾリグバータル(-73kg級)、エンフバタ(-81kg級)、
トゥフシンバヤル(-90kg級)、ウスフバヤル(+90kg級)の6選手は2005年、「モンゴル柔道選手権」で全員メダルを獲得致しました。ツァガンバータル選手はアジア柔道選手権で金メダルを獲得致しました。
2004年のオリンピック(アテネ)の-60kg級に出場したツァガンバータル選手は、野村選手に負けましたが、銅メダルを取り、モンゴルの栄誉選手になりました。
2004年「モンゴル青年柔道大会」で優勝したウーガンバヤル、ツァガンバータル、ゾリグテバータル、トゥフシンバヤル、ウスフバヤルの5選手は、アジア大会に出場致しました。
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